【RX100M3】望遠端の短さを補う方法について実際に試してみた

今回は、私が先日購入したコンパクトカメラ、ソニーのRX100M3についてお話ししたいと思います。以前の記事で触れていた、望遠端の短さにおける対応策についての記事になります。

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ソニー製コンデジ「RX100M3」を購入しました。今まで使っていた「RX100M6」の調子が悪くなってしまい、RX100シリーズのカメラを新しく買おうと思ったためです。当然、最新型の「RX100M7」が気になったのですが、今回はM3を選択しました。その選択した理由をお話ししたいと思います。 関連記事 【コンデジ】ソニー製コンパクトカメラ「RX100M6」を2年使ってきた感想。これはコンデジ界のモンスター私は写真が趣味ということもあり...

スマートズームと全画素超解像ズームの違い

RX100M3は、24-70mm/F1.8-2.8レンズと1.0型センサーを搭載した高性能なコンパクトカメラです。画質や操作性は素晴らしいのですが、唯一の懸念点は望遠端の短さです。70mmでは遠くの被写体を撮るには不十分な場合もありますよね。

そこで、私はスマートズームと全画素超解像ズームという2つの機能を試してみました。これらは、光学ズームに加えてデジタル的に拡大する機能で、それぞれ以下のような特徴があります。

  • スマートズーム:最大画像サイズで撮影した画像の一部を切り出して拡大する機能。画質劣化はないが、拡大倍率は画像サイズによって異なる。

  • 全画素超解像ズーム:ソニー独自開発の技術で、2.9倍の光学ズームと併用して5.8倍相当までズームアップできる機能。一般的なデジタルズームよりも画質劣化が少なく、動画撮影にも対応している。

実際に撮影した写真を見比べてみましょう。(焦点距離は35mm判換算値)

光学ズームで24mm
光学ズームで70mm
スマートズームで140mm
全画素超解像ズームで280mm

スマートズームはクロップなので、画質の劣化はありません。拡大して見ても問題ありませんね。一方、全画素超解像ズームを使用すると画質が低下しているのがわかります。特に拡大するとその差が明確に現れます。

撮影結果からわかったこと

この結果から、私的には全画素超解像ズームの使用はおすすめしません。今後はスマートズーム併用による24mm-140mm相当(※)のレンジでこのカメラを使っていこうと思います。※ 5Mサイズ時

また、スマートズーム利用時に5Mサイズしか選択できなくなってしまうことも気になりましたが、私は主に友人や家族とスマホで共有したりブログやSNSにアップしたりする程度なので問題ありません。ここを妥協できるかどうかは、個人の使用目的によって異なるでしょう。

以上が私の考えるRX100M3の望遠端問題への対処法です。皆さんの参考になれば幸いです。

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