【レンズ】RX100M6に広角レンズUlanzi WL-1を装着してみた。実際に使用したメリット・デメリットを紹介

WL-1アイキャッチ

コンデジについているズームレンズの広角側はだいたい24mm始まり(35mm判換算)が多いですよね。

私が愛用しているRX100M6も24-200mmのズームレンズが付いていて、広角端は24mmです。写真を撮る場面によっては、もう少し広い画角で撮りたいって時があります。

こんなときはもっと広角が欲しい
  • パノラマ的に大きく風景を写したいとき
  • 後ろに下がるスペースがないとき
  • 背景を収めながら自撮りをするとき
  • 動画撮影時の手振れ補正によるクロップを緩和させたいとき

しかし、レンズ交換式のカメラと違って、レンズ一体型のRX100M6はレンズ交換によって画角を広げることができません。

そこで今回の記事では、この悩みを解決できそうなアイテム「Ulanzi WL-1」を購入しましたので、紹介したいと思います。また、実際に私が使った感想、メリット・デメリットもお伝えします。

Ulanzi WL-1

こちらが今回レビューする広角レンズ「Ulanzi WL-1」です。適合モデルはRX100M7になります。

外箱
s-IMG_4399 (2)
左から広角レンズ・アダプターリング・マクロレンズ
s-IMG_4400 (2)
装着例
s-IMG_4434 (2)

私が所有しているカメラは一世代前のRX100M6なのですが、レンズがM7と同じなので取り付け可能だろうと見込んで購入しました。

問題なく取り付けできましたが、M7以外は適合モデルではないので、保証によるアフターサービスは受けられない恐れがあります。購入を検討される方はご注意を。また、初代からM5まではレンズが違うので、取り付けも出来ないと思います。

さらに、動画撮影に特化したコンデジ「ZV-1」用もあって、こちらはアダプターリングの形状が違っています。私が購入したショップでは、ラッキーなことにZV-1用のアダプターリングも付属してました。

使用方法

UlanziのPVを見ると、装着方法から使用例までわかりやすいです。約30秒でWL-1が理解出来るので、私が文章で説明するよりも良いでしょう。

マクロレンズとしても使える

このレンズの面白いところは、広角レンズとマクロレンズが2枚入っていて、2つのレンズを組み合わせることで、広角レンズになるところです。よって、広角レンズだけ外せば、マクロレンズとして使用可能です。RX100は接写が不得意なので、これはありがたいです。

マクロレンズの装着例
s-IMG_4423 (2)
マクロレンズの作例1
s-DSC01165 (2)
マクロレンズの作例2
s-DSC01145 (2)

マクロ撮影は楽しいですね。ただオートフォーカスがなかなか合わないので苦労します。

広角レンズとしての性能はどうか

では本命、広角レンズの効果を見てみましょう。WL-1装着で焦点距離は18mmになるとのことです。

WL-1無し(焦点距離24mm)
s-DSC01104.jpg
WL-1装着(焦点距離18mm)
s-DSC01103.jpg

画角がこれだけ広くなります。また、きれいに撮れていてしっかり解像している印象です。しかしながら、拡大すると粗が見えてきます。
※画像にはluminousを実装しているので、クリックで原寸大写真が見れます。

中央部はしっかり解像していますが、端の方では解像感が無くなって、ぼやけて(流れて)いるようです。使えるかどうかの判断は、個人の好みになりますかね。私の感覚だと、写真撮影で本格的に使うには気になってしまうと思います。

まとめ

私の個人的な使用感・感想としては以下のとおりになります。

項目 判定 理由
ガチでのスチル撮影 X 歪み・解像度が気になる
自撮り撮影 人物が主役なので背景は気にならないのでOK
動画撮影、Vlogでの使用 手振れ補正時のクロップ緩和に役立つ
マクロレンズの使用 接写が不得意なRX100には便利

このアイテムは、Vlogで自撮りする際のクロップ緩和を目的に使う人が多い気がします。私も写真撮影で使うかどうかは、ケースバイケースですね。

あと、デメリットとして、このレンズ結構重たいです。万が一、レンズのズーム機構に影響があるといけないので、WL-1をつけた状態でズームは動かさないほうが良いでしょう。
広角側をさらに広げるために使うので、望遠側を使うことはないと思いますが。アダプターリングとマクロレンズだけなら軽いので、カメラ側に負担はないと思います。

amazonのリンク(RX100M7用)を貼りましたが、楽天市場やYahoo!ショッピングでは取り扱いがないようです。

今回の記事は、広角レンズUlanzi WL-1のレビューでした。今後も面白いアイテムを見つけて、レビュー記事を書いていきたいと思います。

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