モニターアームを取り付けてPCデスク環境を改善する|グリーンハウスGH-AMDF1-BKレビュー

モニターアーム正面斜め

私が使用しているPCデスクは小さいため、モニターにかなりの面積を占有され不便を感じていました。大きい机への買い替えを検討していたのですが、モニターアームを付ければ机が広く使えることに気づき購入してみました。今回の記事は、グリーンハウス「モニターアーム GH-AMDF1-BK」のレビューになります。

PCデスク環境の問題点

旧デスクトップ
モニター台座

こちらが我が家のPCデスクです。机の奥行きが48cmと短いため、モニターを乗せると台座が大きなデッドスペースになります。また、画面が近いことによる目への負担も気になっていました。この二つの悩みを解消することが、モニターアーム導入の目的です。私と同じような悩みを持っている方は結構多いのではないでしょうか?

グリーンハウスGH-AMDF1-BK

モニターアーム正面
モニターアーム後ろ
モニターアーム正面縦

今回購入したモノは、 グリーンハウス モニターアームGH-AMDF1-BKになります。メーカーが直販している楽天市場から購入しました。値段は3,998円(税込)です。写真は21.5インチのモニターを取り付けた例になります。縦画面にして使用することも可能です。

購入前にいろいろ調べましたが、モニターアームで評価が高いのは、アメリカ製エルゴトロン社のモノでした。軽い力で好きな位置にモニター移動が出来るのに加え、耐久性にも優れ、メーカーの保証期間は10年間とのこと。唯一のネックは値段(13,980円)が高いところですが、品質の高さを重視するならエルゴトロンが良いようです。

私の場合、購入に際して重視したのは価格になります。モニターを頻繁に動かす用途では使いませんので、モニターをしっかり保持する剛性さえあれば十分です。グリーンハウスの3,998円は相当安い部類に入ります。正直、「安かろう悪かろうでは?」との懸念もありましたが、日本のメーカーですので、品質管理はしっかりしているだろうと考え購入しました。

【購入の際、確認しておくべきポイント】
  • 対応規格:VESAマウント100mm/75mm
  • 耐荷重:2.5~7.0kg
  • 対応サイズ:17~27インチのモニター

上記3点は、所有しているモニターが適合しているかよく確認する必要があります。特に耐荷重に関しては、上限だけでなく下限が2.5kgというところに気を付けてください。軽すぎても取り付けが出来ません

開梱から取り付けまで

開梱から取り付けまでを説明します。組立の際の参考にしていただければと思います。

モニターアーム開梱
①開梱。
モニターアーム全部品
②すべての部品を取り出しました。そんなに部品点数は多くないです。簡単に組み立てられそうです。
フレームとの干渉
③まずはアームの台座を取り付けます。机の天板に挟んでクランプするだけですが、ここで問題が起きました。天板裏のフレームに干渉し、台座が奥まで差し込めません。
台座クランプした状態
④そこで、フレームと同じ厚みの当て木を用意して、一緒にクランプすることで干渉を回避しました。天板裏に干渉物がないことを、事前に確認しておくことが重要です。
モニターアーム台座
⑤台座の設置ができました。ちなみに、天板の表側には保護材を敷いてクランプした方が良いと思います。私の場合、デスクマットと一緒にクランプしましたが、くっきり部品の跡が付きました。おそらく直に取り付けると傷が入ると思います。
台座ネジ締め
⑥台座にアームを接続して、ネジを締めます。
VESAマウントネジ締め
⑦モニターとアームを接続して、ネジで固定します。取説の手順通りですが、私は⑥と⑦の順序を入れ替えて作業しました。「モニターとアームの接続」→「台座に取り付け」の順序の方が組み立てやすいと思います。
アーム可動部の説明
⑧組付け作業はここまでです。
チルト調整
⑨モニターをチルトする部分だけ、関節の固さを調整することができます。それ以外の可動部は調整できません。
組付け完成
⑩可動部を動かして、モニターを好みの位置に調整します。これで完成です。30分ほどで作業を終えることができます。

PCデスク改善結果と使用感

デスク環境改善後のモニター

モニターアーム設置後のデスク環境はこうなりました。モニターを机の奥に設置して遠ざけたことで、「スペース拡大による作業性の向上」「目の負担解消」2つの改善を達成することができました。

モニターアーム壁とのスキマ

改善の目的は達成できましたが、アームが机の外にはみ出す分、壁との間にスペースを作る必要があります。15cmほどの隙間が必要でした。ここは、致し方ないですね。

使用感ですが、剛性感のあるしっかりとした作りになっており、モニターを支える目的は十分果たしています。可動部の動きの滑らかさについては、台座の回転軸を除きそれなりの固さがありますので、片手でスイスイ動かせるものではありません。頻繁にモニターを移動させる用途で使うのなら、関節の固さ調整可能なモデルを選ぶ必要があります。値段は高くなりますが、ガススプリング式のアームは軽い力で動かせるようです。

まとめ

では、まとめです。私の評価はチャートのとおりになります。

レーダーチャート評価モニターアーム

総合評価は、5段階評価中「4」で「Good」です。デザインについては主観的な判断になりますが、シンプルで悪くないと思います。ケーブルがアームに完全に隠れるデザインであれば「Good」評価でした。機能性に関しては、自分の使用目的に適った使い方ができているので満足です。耐久性に関してはまだ評価できる段階ではないですが、金属製による剛性の高さを感じますので、長期間の使用も問題ないでしょう。

不満点としては、アームに沿ってケーブルを取り回しできる「ケーブルガイド」が付いているのですが、ガイドへのケーブルの挿入がやりづらいところです(強引に挿入すると被覆に傷が付きそうです)。それ以外に問題はなく、全体として満足度の高い買い物ができました。特に3,998円の価格設定は、かなりコストパフォーマンスが高いと感じました。価格に関しての評価は「Excellent」です。

以上、今回はグリーンハウス モニターアームGH-AMDF1-BKのレビューをしました。私は楽天で購入しましたが、amazonでも取り扱いがあるようです。この商品はおススメです。

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