カメラ初心者にCanon EOS M200をオススメする3つの理由【スマホからの脱却】

以前、『【作例あり】Canon EOS M200でスナップ撮影をしてみた』の記事でも紹介した「Canon EOS M200」。すっかり気に入ってしまい、外出時に持ち出す頻度が一番多いカメラになっています。
購入からしばらく使用して感じたのは、「普段はもっぱらスマホ撮影だけど、これからカメラを始めたい!」と、思っている人にピッタリだということ。なぜならEOS M200は、スマホのようなタッチ画面操作で、かんたんに一段上の写真が撮れるからです。
今回の記事では、カメラ購入を考えている初心者の方に向けて、「Canon EOS M200」をオススメする3つの理由を解説します。
①価格が手頃で高画質
画質を大きく左右するのは、カメラの心臓部であるイメージセンサーの大きさです。イメージセンサーとは、レンズから取り込んだ光を電気信号に変える半導体部品。物理的に大きいほど、光を集めやすく画質が向上します。

スマホからのステップアップを目指すなら、大型センサーのカメラをオススメします。EOS M200には「APS-Cサイズ」という大きなセンサーが搭載されており、画質の違いは明らかです。逆に廉価なコンデジを買ってしまうと、センサーサイズがスマホとさほど変わらないため、画質の向上を感じられないでしょう。

さらにEOS M200は、APS-Cセンサーを搭載したキャノンのミラーレスカメラの中ではもっとも低価格。ボディ単体で5万円台から購入可能です(2022年2月現在)。手を出しやすい手頃な値段もオススメしやすいポイントです。
②あらゆる設定がタッチ画面操作で完結するUI
背面モニターのタッチパネルであらゆる設定を変更できるようになっており、スマホライクな使用が可能。物理的なボタンやダイヤルの数は最小限になっています。

物理ボタンが少ないことがメリットかどうかは、個人で意見が分かれるところでしょうか。カメラに慣れ親しんでいる方にとっては不満かもしれませんが、スマホからのステップアップであれば、むしろ使いやすいと思います。
③軽量コンパクトなボディ
大型センサーを積んでいるとは思えない小さく軽いボディ。カメラにとって軽量コンパクトは正義です。写真に残したいシーンに出会ったとき、もっとも重要なことはカメラを持っていることです。EOS M200なら普段使いのバッグに収めやすいでしょう。



上の画像は標準ズームレンズ「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」を装着したところです。このレンズは広角から標準域の画角で撮影が可能。ズームレンズでありながら全長を短く抑えて作られており、M200の小さなボディと相まってコンパクトな佇まいです。このサイズ感が散歩のお供に連れだすのにちょうど良いのです。
重さは、ボディ(299g)とレンズ(130g)合わせて422g。ストラップを付けて首にかけた際も、軽いので持ち歩きは楽ですよ。
まとめ・作例
個人的に少し残念に感じるところが2点ありましたので言及しておきます。
- 水準器が付いていない
- カメラ内RAW現像ができない(クリエイティブアシストによる簡易的なRAW現像は可能)
カメラ初心者対象のエントリー機だからこそ、確実に水平がとれる機能である「水準器」は欲しかったです。カメラ内RAW現像も、撮影後の楽しみとして省略しないでほしかったなと思いました(ただし、「Digital Photo Professional」というキヤノン純正の現像ソフトを使えばPC上でRAW現像が可能)。
最後に、EOS M200で撮った作例を載せておきたいと思います。




今回は、「Canon EOS M200をオススメする3つの理由」をご紹介しました。カメラを持つと街歩きが楽しくなりますよ。スマホからカメラへのステップアップを考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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