【FX】カナダドル円のポジションが全て決済されたので取引通貨ペアを変更する

今回はFXの話。現在の為替相場では大幅な円安が進行しています。原因は日米間の金利差拡大と、ウクライナ情勢の先行き不透明感による「ドル買いへの集中」といったところでしょうか。
為替相場の変化により、カナダドル円通貨ペアで行っていた私のFX取引は、ポジションが取れない状況になってしまいました。今回の記事では今後の方針について解説します。
取引をストップした経緯
私はカナダドル円の1通貨ペアのみで取引を行っていましたが、円安の進行により注文を出していたポジションは全て利確決済。利益が発生してうれしい反面、現在のレートではポジションが取れなくなってしまいました。理由は、私の設定している取引ルールの条件から外れたためです。
- ①レンジ相場を形成しやすい先進国間の通貨ペアで取引
- ②過去20年間の値幅で「リピート注文」を行う
- ③スワップポイントがプラスになる売買方向でのみトレード
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記事執筆時のカナダドル円チャートを載せます。

レートが中心値97円を超え、売りゾーンにまで到達しています。「売り」はスワップポイントがマイナスになるため、③のマイルールより取引を中止しているのです。
「休むも相場」の格言どおり、買いゾーンにレートが戻ってくるまで待っても良いのですが、円安の状況はしばらく続きそうな気配です。このままでは資金が活用できず、機会損失を眺めるだけになってしまいます。
ユーロポンド通貨ペアに注目
他通貨ペアでの取引検討のためネットで調べていると、「トラリピ」を提供しているマネースクエアのサイトで、ユーロポンドを紹介している記事を目にしました。ユーロポンドはレンジ幅が狭く、100pips当たり総推移が豪ドルNZドルについで2番目に高いという内容でした。
MT4で過去20年間の値動きを確認してみると、確かにチャートの形はリピート注文向きのようです。

現在レートは売りゾーンにあり、スワップポイントもプラスの売買方向。マイルールに適合していますので取引候補になります。
ただ、ファンダメンタルズの要素に関しては良く調べていませんので、あくまでチャートの形を見たうえでの判断です。今後レンジ相場が継続するのかはよくわかりません。
しかしながら、自分のルールに適合するリピート注文向きの通貨ペアは他になく、トレードせずに機会損失を続けるよりは良いと思い、取引を行うことにしました。
まとめ
以上の経緯から、今後はユーロポンドでの取引を行っていきます。取引方法は、今までと同様にSBI FXトレードの口座を使った「手動リピート注文」です。
実際の取引成績は改めて記事にしていく予定。今回の記事は以上になります。
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