FX手法③ 短期売買の罠

2020年09月03日
取引方法
罠にひっかりそうな男性

このシリーズの過去記事

FX手法① FXに絶望する
FX手法② 逆転のFX手法

今回の記事では私がトラリピの手法で理に適っていると思う点を書きます。

それはコスト面での優位性です。

トラリピはナンピンを重ねて相場が反転するのを待つ手法だと以前の記事で説明しました。この手法がなぜコスト面で優位性があるのか、私の考えを述べます。

短期売買に潜むコストの罠

FXをトレードする人はスキャルピングやデイトレードを行う人が多いと思います。 それはFXがレバレッジを掛けることで少ない証拠金でも大きなロットを張ることができ、短期売買での小さな利幅でも十分な利益を出すことができるからです。さらに、その利益を証拠金に回して複利運用すれば、短期間で大きく資産を増やしていくことが可能です。

この資金効率の良さがFX取引の最大のメリットであり、個人投資家を引き付けている大きな魅力だと思います。 私自身もそこに大きな魅力を感じ、一攫千金の夢を見て10年以上取引をしていました。

しかし、ここに短期売買の罠が潜んでいるのです!

短期売買は決して勝ちやすいわけではありません。むしろコスト高によって勝つことが非常に難しいトレード手法です。

なぜコスト高になるのか?

コストを高くしてしまう要因は2つあります。

  • 利益に対するコストの割合が高い
  • 取引回数の多さ

FXにおけるコストはスプレッドです。例えばスプレッドが1pipsとして、一回の利幅が10pipsと100pipsで比較すると、それぞれのコスト割合は10%と1%になり、その差は10倍もの開きが出てしまいます。小さな利幅になりがちな短期売買ではコストの割合が非常に高くなるのです。

また、その小さな利幅で利益を積み上げるためには多くの取引回数が必要になってきます。取引回数が増えれば当然コストを払う回数も増えるわけで、割合と回数のダブルで不利になります。

ということは、トラリピのように相場が反転して利益が出るまで含み損に耐えていたほうが、コスト面では有利になるのです。

実はナンピンは危険ではない?

一見危険なナンピン取引が、実はコストの低減効果があるなんて不思議に思いますよね。
ナンピンを繰り返して口座破綻する人の話はよく聞きますしね。

でも今まで説明してきたように理屈で考えればナンピンはコスト低減に有効なのです。 原因はナンピンそのものではなくて、使い方やリスクの取り方に問題があるのです。

したがって、トラリピ手法は含み損に耐えることを前提とした取引戦略や資金管理が肝要になってきます。 そこを考慮に入れてトレードしているのが、現在私が別口座でメイン手法にしている"手動によるリピート注文"です。 具体的な取引方法はいずれ記事にしますので、しばらくお持ちください(・Д・)ノ

余談ですが、米国株式の場合S&P500の株価指数に対して、アクティブファンドの8割ぐらいは負けているそうです。

原因は運用コストです。

運用期間にもよりますが、金融のプロでもコストを上回って利益を積み上げることのできるファンドは、なかなか無いのが現状です。参考記事→トウシル

それだけコストの負担が、利益に与える影響は計り知れないということです。

続く…

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あおなみ
Admin: あおなみ