FX手法④ 取引戦略を考える

2020年09月07日
取引方法
戦略を考えている男性

このシリーズの過去記事

FX手法① FXに絶望する
FX手法② 逆転のFX手法
FX手法③ 短期売買の罠

前回の記事ではコストを抑えることの重要性について説明しました。
そしてコスト低減する方法としてリピート注文(「トラリピ」はマネースクエアの商品名なので同様の手法をこれからはリピート注文と呼ぶことにします)のようなナンピン取引は有効であるとお話ししました。

今回の本題は取引戦略とその根拠についてです。

私は特定の通貨ペアでは長期的にはレンジ相場になると考えており、そのような通貨ペアを選んでレンジ手法で取引を行っています。

なぜレンジ相場になると考えるのか?

FX=為替レートは、単純にモノを交換する際の「相場=交換レート」ですから、二国間の経済状況の差(購買力の差)を反映すると考えられます。
この購買力の差に基づき為替レートを説明する理論を「購買力平価説」といいます。

購買力平価説とは?

すべての財やサービスが自由に貿易される条件の下であれば、ある商品の価格はひとつに決まり(一物一価の法則という)、二国間で同じ価格になるようにレートが調整されていくという考え方です。
もし、同じ価格になるような動きがなければ、例えば日本で1000円の商品がアメリカで常に100円で手に入るとしたら、裁定取引(=鞘取り)で永遠に稼げることになってしまいます。

このような仕組み上、片方の通貨が一方的に買われる(または売られる)ような偏りは短期的には発生しても、長期的には継続しにくいと考えられます。

ただし、金利差や国力に大きな差のある通貨ペアはその限りではありません。 新興国通貨との組み合わせには注意が必要です。
例えばトルコリラと円の通貨ペアでは、何年にも渡って、右肩下がりの下落トレンドになっています。レンジになりやすいのは二国間の国力が近く市場がオープンで活発に取引される先進国同士の通貨ペアになります。
これは、過去10年以上の長期チャートで確認すればわかるでしょう。

また、為替は実需で動いてる部分が大きいので為替レートの大きな変動は外国と商いをしている企業の経営に大きな影響を与えます。
そのため各国の政府が金利政策や為替介入を行うなどして適正なレートへ戻すことをおこなうことがあります。
このようなファンダメンタル的な要素によっても長期的な傾向としてレンジ相場を作りやすいと説明できるでしょう。

為替相場は他の様々な要因によっても影響されるので、購買力平価説は為替レートを説明する概念の一つにすぎませんが、私はこの考えをFX取引の根拠として戦略を立てています。

まとめ

"特定の通貨ペアでは長期的にレンジ相場を形成しやすく、レンジ手法が有効である"

続く...

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あおなみ
Admin: あおなみ